デジタルサイネージとは
商業施設や駅、店頭、公共空間などで、ネットワークに接続したディスプレイで映像や情報を表示するシステムをデジタルサイネージ（Digital Signage、電子看板）といいます。
最近はやたらと横文字を多用することが多いので、意味の分からない言葉が増加しています。たくさん存在している横文字の中の1つに、デジタルサイネージという言葉がありますが、どのような意味なのか分かるでしょうか。簡単に言えばネットワークを利用して高輝度ディスプレイに情報を提示する電光掲示板などのことです。
最近では街中に多数存在しているのですが、例えば公共機関で鉄道や飛行機、船やバスなどの案内にも用いられていますし、百貨店やスーパーマーケットなどの商店にもよく用いられています。さらにはエレベーターや学校、医療機関や役場に用いられていることもあります。
近年は節電が騒がれているので、大半のデジタルサイネージには節電装置が用いられていて、少ない電力で運用させることが可能になっています。そんなデジタルサイネージを用いたビジネスを行っている業者も存在しており、導入したいと希望する人から問い合わせが増えております。
デジタルサイネージの市場規模
デジタルサイネージは日本全国いろいろなところで使用されており、今後も増え続けることが予想できます。現在日本で導入されているデジタルサイネージの市場規模はどれぐらいになっているのでしょうか。2008年の段階では、約650億円にも上っていることがわかっているのですが、現在ではもっと増えていることは確実でしょう。
都心のビル街を歩いているだけでも、大型の屋外用デジタルサイネージを見かけることがあるでしょうし、ビルの中やデパートの中にもデジタルサイネージは使用されています。駅や空港、バス乗り場にも使用されていますし、地下街でもよく見かけることがあるでしょう。
明らかにデジタルサイネージの市場規模は拡大していますし、高輝度ディスプレイによってとても見やすくなっていることや、節電装置の設置により、僅かな電力でも使用できるというメリットがあります。
フォントにも気を遣う
デジタルサイネージは映像を見せることをメインにしている場合も多いのですが、中には文字をメインに見せるようなデジタルサイネージもあります。しかし、遠くから見る場合や、目があまりよくない人などは、文字が出ていても読みにくいという場合があるでしょう。そのため、最近では見やすいフォントを用いているデジタルサイネージも出始めているのです。
パソコンやスマートフォンなどを見ていても、見やすいフォントと見にくいフォントが存在しているように、デジタルサイネージでも見やすいフォントというのがあります。大半のデジタルサイネージでは、フォントに注目しているのではなく、高輝度ディスプレイなど映像が見やすいようにこだわっていることが多いでしょう。
しかも最近では青色LEDが導入されていることから、文字もより見やすくなっているのですが、さらにフォントにこだわることで、もっと見やすくなるのです。このような細かい点を改善することで、どんどんデジタルサイネージは進化しているのです。
今のデジタルサイネージに求められているもの
日中でも明るいサイネージで文字が人の目に飛び込んでくる高輝度ものが、求められている。弊社は、5000cd/m2のスペシャルディスプレイを用意しており、お客様から好評を頂いています。
また、曲線のディスプレイなどは、建物の柱にマッチして設置することも可能であり、デザイン面でも優れていると好評です。
曲面ディスプレイ
街中で見かけるデジタルサイネージは、通常平面になっていることが多いでしょう。しかし、現在ではディスプレイが曲面になっていることもあります。曲面ディスプレイというのは、画面がアール型になっている物のことを言います。なぜこのようなデジタルサイネージが誕生したのかというと、どのような角度からでもきちんと閲覧できるようにするためです。
ただディスプレイを曲面にすればよいというわけではなく、きちんとどれぐらい曲げればどのように見えるのかを計算し、どの位置からでもきちんと見えるように計算されて作られていることはいうまでもありません。現在の日本では、このような最新式の技術を使ったデジタルサイネージがたくさん登場しています。
もちろん高輝度ディスプレイになっていますし、使用する電力を少しでも減らすために、節電装置が取り付けられていることも当然だと言えるでしょう。このような曲面ディスプレイのデジタルサイネージを利用したい場合には、株式会社スカイシステムへ問い合わせてみてください。
今後、こういったデジタルサイネージは、ディスプレイ技術の進化と共に、さらに商業施設に浸透していくと想定されております。
