オプティカルボンディングガラスのメリット

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オプティカルボンディングガラスの解説

デジタルサイネージにはいろいろな技術が使用されているのですが、その中の1つにオプティカルボンディングガラスというのが使われています。オプティカルボンディングガラスというのは、強化ガラスと液晶パネルを貼り合わせたガラスのことで、株式会社スカイシステムのデジタルサイネージにも使用されている技術です。デジタルサイネージは屋外に設置されることも多く、過酷な環境であってもきれいな映像を流す必要があります。それには一般的なガラスを使用するだけでは不十分なので、オプティカルボンディングガラスのような物も必要になってくるのです。

そもそも強化ガラスとは?

強化ガラスというのは通常のガラスよりも分厚く丈夫に作られているので、衝撃に強いガラスであるというのは多くの人が知っているでしょう。これは液晶パネルを守るためには必要不可欠な物なのです。この強化ガラスと液晶パネルを光学弾性樹脂と呼ばれているモジュール樹脂素材を使って貼り合わせています。貼り合わせも接着剤で行えばよいというものではなく、外れて事故にならないように強力な接着が必要になるのです。強化ガラスはかなり重いので、はずれてしまっては大変なことになるでしょう。

オプティカルボンディングガラスの4つのメリット

では、オプティカルボンディングガラスを使用することで、一般的なガラスを使用する場合とどのように変わってくるのでしょうか。

1つ目は視認性の向上効果を得られるという点ですが、一般的なガラスでは、見る方向によっては見えにくくなってしまうことがあります。それに対してオプティカルボンディングガラスの場合には、どの角度から見ても見やすくするという効果があるのです。

2つ目は反射の防止なのですが、太陽やビルなどの光が当たってしまうと、どうしても画面が見えにくくなってしまいます。

携帯電話も光が当たると画面が見えにくくなるのですが、これではデジタルサイネージとして役には立ちません。そこでオプティカルボンディングガラスを使用することで、光が当たったとしても遠くから見えやすくなっているのです。

3つ目は耐久性の強化なのですが、デジタルサイネージは屋外に設置することも多いので、台風や突風などの強い風が吹いた場合、看板などの物が画面に直撃してしまうこともないとはいけません。もし物が画面に当たってしまい、割れたガラスの破片が飛び散ってしまうと大変なことになります。

このような事故を防ぐために、オプティカルボンディングガラスの使用は必須条件だと言えるでしょう。

4つ目は結露の防止なのですが、結露発生してしまうことでも当然画面は見えにくくなってしまいます。デジタルサイネージには防水機能があるので、結露で発生した水滴で故障を防ぐことは可能なのですが、見えにくくなってしまっては意味がありません。このようにオプティカルボンディングガラスには、結露を防ぐ効果もあるのです。しかも照度センサーによって適切な明るさを保つことができるので、さらに見やすくなっていると言えるのです。

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